2008年03月05日

私は母の母親役をしていた/麻薬依存症の親の子ども

ドイツでは4万から6万の子どもが 麻薬依存症の
親の下で育っている。その中の一人 Hermineは
幼い頃に物乞いをした。その金で母親が次のヘロイン
(モルヒネから作られる麻薬)を買うためだった。
32歳になったHermineは過去から結論を導き出した。

7歳の頃 母はいなくなり、後で 母は麻薬のやりすぎで
死んだと知った。
ドイツでは7人に一人の子どもは病的依存の家庭で生きている。
約260万の子どもは 父か母がアル中の家庭にいる。
こういう子どもの支援は 始まったばかりである。
依存症者のためのサービスや自助グループは多いが 
彼らの身内 特に子どもは たいてい孤立無援である。
そういう家庭の子の約30%は無事に育っている。残り
70%は後で依存症のパートナーをもつか、自分が依存症
になるかである。

Hermineは同じ経験をもつ人と 経験を交換するために
www.ekinda.de というサイトを去年 作った。
将来は 代父・代母プロジェクトを作りたい。
依存症の家庭で育って成人した人と 今 依存症の親と
暮らしている子どもを つなぐプロジェクトである。
ベルリンにはWigwamという 依存症の家族の援助組織
がある。援助組織にとって できるだけ早期に 親と共に
活動を始めることが 大事である。一番いいのは 生まれる
前から 母親と接することである。重症の依存症の母親には 
毎日 訪問することが 望ましい。
ベルリンのこの支援の網の目から 零れ落ちて 赤ちゃんが
一人死んだ。支援職員が家庭訪問する間隔は10日だったが、
その間に母親が麻薬のやりすぎで 死んだ。その後 
赤ちゃんは一人になり、死んでしまった。

Hermineは 今二人の子持ちになっている。自分のした
ことを 子どもには 繰り返さないだろう。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/panorama/:Kinder-Drogenabh%E4ngigen-Ich-Mutter-Mutter/612437.html
  


Posted by jtw at 21:05Comments(0)