2008年01月10日

攻撃的な少年は信頼できる大人によって屈服させられたい

こどもと青少年の精神科医Wolfgang Bergmannが
治療について語る。「不安・心配なしの規律」という本の著者。

暴力的青年・子供の経歴書に見られる誘因には二つがある。
1.幼い頃のトラウマにある暴力やレイプ。これらのこどもは
権威や規律では手助けできない。

2.もう一つの比較的安定した家庭の子どもの暴力の増加は
不可解である。そういう子どもの経歴書には 奇妙な矛盾がある。
それは甘やかされてきたことから 起きる。

甘やかされた子供は家族の中心にあり 全ての望みは叶えられた。
幼稚園に入ると 家庭の中と同じに いかないので 幼稚園で
目だってしまう。思うように いかないので 幼稚園でこぶしを
振り回すことになる。家ではテレビの前に張り付く。

こういう子どもの怠惰には 拒絶の気持ちがこもっている。
拒絶されたことへの怒りが 自分の価値が低下したという
気持ちに続いて起きる。
甘やかされて育ち そのうちに挫折する。どんな子も 
こういう残忍な経過に耐えられない。10-12年も経つと 
こどもの怒りは ついに 際限がなくなる。怒りは 心の中に
向かうか 外へ向かう。
怒りが心の中に向かえばウツ状態になる。

暴力に暴力で対抗するのは良くないし、暴力に感情移入や
寛容の精神で立ち向かうのは 滑稽である。その子どもの
幼い頃の 隠された動機を 探るのも無駄である。動機は 
身体の無意識の奥深くにある。それを意識することは 
できない。

Bergmann医師のもとで治療を受ける 重症の少年は 
優れた大人によって屈服させられたいという気持ちを
もっている。子どもにとっての「権威のある大人」は信頼できる
人でなければならない。
賢明な教師や精神科医の 言葉、身振り、特に眼差しは 
少年にとって 意味がある。大人のもつ平静さは 少年の
不安な気持ちにとって 安全な場の ように思われる。
下記サイトから: 
http://www.welt.de/meinung/article1531644/Agressive_Jugendliche_wollen_bezwungen_werden.html
  


Posted by jtw at 15:43Comments(0)