2007年08月08日

ご町内専用食品個人商店 復活か?

食料品の多くを ドイツ人は 駅・街頭のスタンドや 
ガソリンスタンドで 買っている。

マッキンゼー社の調査によると 欧州の客は 食品を
すばやく 簡単に 快適に 買えることや 長時間
営業していることを 重視する。
この調査は 9000人の ドイツ・フランス・英国・イタリア・
ポーランド・スイスの 消費者を対象にした。
値段ではなく、便利さ Convenience が 買い物の もっとも
大切な基準になっている。
見て分かりやすい豊富な品揃えと 長い営業維持間に よって
Discount Aldi が もっとも高い評価をうけている。スーパーの
Edekaと SB百貨店のKauflandも 評判がいい。

買うことの決める 理由のうち 価格は 第3位で、買い物決定に
おける 価格への関心は 2004年の48%から 2006年に40%まで 
落ちた。これに対して 品質への 関心は 増えている。

この調査結果は ドイツの食品小売業における 変革の可能性を
示唆しているかも 知れない。
お客さまの 便利さやサービスへの希望を 満足させる というのは、
昔あった「エマおばさんのお店」が していたことだ。
こういう個人商店が 復活する可能性もある。
ドイツでは ガソリンスタンドや駅・街頭のスタンドで 年間
約200億ユーロの 食品売り上げがあり それは ドイツ全国の
食品小売業の売り上げの 14%にあたる。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/16/0,3672,5578640,00.html
★Tante-Emma-Laden : 昔風の個人商店。
かって Emma というのは よくあった名前で、エマおばさん
Tante-Emma と言えば 気安くつき合える ごく庶民的な隣人を
意味した。転じて セルフサービスの店や スーパーとの対比
から この言い方が 生まれた。
(以上 フロイデ独和辞典から 孫引き。この辞書は 変わった
辞書で ときどき 有難いです)

★ ドイツでは こういう小さい店が 復活するかも知れないと
いう 調査会社の 話ですけれど、うちの 近所の 食品店は 
二つとも 廃業しました。最後は お年寄りの お客さん 専門
のように なって いました。お年よりは 今 遠くへ買いに
行けなくて どうしているのでしょう。
  


Posted by jtw at 12:47Comments(0)