2007年05月09日

青少年の社会参加・発達心理学者の実践

アメリカの発達心理学者 Richard Lerner が ドイツのZeit誌に 語る。
子どもが 社会的に参加して 教育目標に 向かって 行くことについて:

自発的に 社会活動に参加すると もの分かりが よくなるだけでなく 
民主主義と社会の安全を 促進する事にもなる。
非公式の学習に とって 大切な場は まず 家庭であり、そして 学校 
地域のクラブ 市民運動である。これらが お互いに 結び合って 
社会的参加を 共通の教育目標として 理解するように なると、 
社会的参加は もっとも うまくいく。
親が 子どもに 与える影響が もっとも 大切だ。親が 実践して 
範を示し 自発的に 社会に参加し、家庭で話し合い、学校以外の活動に 
参加することが 最初の一歩になる。
学校が 読み書きを 習う場だという 考えは 捨てないといけない。 
私が 1940-50年代に 子どもだった頃、市民社会に ついての授業を 
する学校が 多かった。政治について話し、行動的な市民に なると いうのは 
どういうことかが 話された ものだった。今の 学校は 選抜試験の準備を 
しているようだ。
社会に参加することが 青少年の 人間的充実感 達成感に とって 
どれほど 価値のあることか を 青少年に はっきりと示すことが、
教育の 新しい使命である。
アメリカの学校は 数学 英語 理科のような 抽象的な科目で 
労役学習(Service-Learning)プログラムを 組み込もうと 
努力している。
たとえば 生徒は 週に2回 午後に ホームレスの 子どものための 
施設の 活動に参加する。施設では 食事の予算が 極めて限られて
いるので 生徒は 学校で習う 家庭科家庭経済管理の 科目を 思い出す。
(blog管理人の蛇足:アメリカでは 要保護児童のうち わずか数%が 
施設に入っている。ドイツでは この数値は アメリカよりも 高いが 
日本のように 90数%が 施設に いるというのは 先進国では 
異例のことです。それに アメリカで 自分より ずっと困難な
子どものことを 実地で 知るという話だ けれど、教材になる
施設の子どもに とっては 辛いことなので 日本で 真似しないで
ください。)
研究のために 先進国を 回ったが どの国も 青少年を 発達する
値打ちのある人間として 考えては いなかった。青少年を 直さないと
いけない 患者として 見がちだ。青少年を同じ値打ちを持つ パートナー
として 見る新しい考え方が 必要だ。
自己を発揮し 社会に参加する青少年の 間では 行動の特異性
(奇抜な行動)や 犯罪発生率は 少ないと いうことを 私の調査が 
示している。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/19/C-Interview-Lerner
★ なにしろ インタビューですから 詳しいことは 分からない。
  


Posted by jtw at 22:09Comments(0)