2007年01月30日

統合失調症を髄液検査で早期診断・ケルン大ケンブリッジ大

1月30日の下記heuteサイトによると、
ケルン大病院で 腰椎穿刺により 20ミリリットルの髄液を取り 
それをケンブリッジ大へ送って分析した結果 下記が 明らかになった。
脳が活発に 働いている時に グルコースが 消費される。
健康な人と 比べて 統合失調症の人は 髄液のグルコースが 多い。
と言うことは 統合失調症の人は グルコースを うまく利用できない。
代謝プロセスが 妨げられている。その結果 脳に エネルギーが 
足りなくなる。その他に タンパク質にも 患者を識別する 特性が 見られる。

人口の1%は 統合失調症を 患う。大半の 患者は 18歳から 35歳の 
間に発病する。
今までよりも はるかに 早く診断できる ようになると 治療の成果は よくなる。
社会的困難・障害は 患者が 専門医のところへ 行く ずっと 前に 
始まっているので、早期診断が 大切だ。
ケルン大学病院で 患者に この髄液検査を 提案すると 90%の患者は 
同意してくれている。より確かな診断を 患者は 求めているからである。

これは まだ 最初の一歩に 過ぎないが、ケルン大学病院 精神科医 
Markus Lewerke は より確かな診断に よって 患者の治療を 改善できるという 
希望を 抱いている。
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/6/0,3672,4340934,00.html
  


Posted by jtw at 17:06Comments(0)