2006年11月10日

「過去のない男」映画・アキ カウリスマキ監督

この監督はフィンランド人で ドイツ語と 関係ない のですが、記憶喪失になった男が 主人公になっている 映画です。
男は コンテナで不法に暮らす家族に助けられ 着るものさえない生活の中 炊き出しをしている救世軍の女性にひかれて いくという話しです。
男は 名前を 忘れ どこの国の 人間なの かも わからなくなる。
自分の属性を 失えば 働くことも 口座を ひらくことも できなくなる。警察に つかまっても 身の潔白を 証明する 方法がない。
しかし 記憶と属性を 失ったことで 彼は ただ 彼として 今日を 生きる ひとつの 命に なる。むろん 誰だって その正体は いのち なのだが ここでいう 命とは 起きている あらゆることを 受け入れ 味わい 噛みしめる  感受性のことだ。
かすかな 記憶を頼りに 彼は 芋を植え 音楽を聴き 掃除をし 料理を作り 犬を撫でる。それらの ひとつ ひとつを じっくり 味わう。 状況は 混濁した ままでも 生きることを そうやって 再開させる。
会社 肩書き 出身地 学歴 国名など 属性を問う人は多い。 だが 何もかも 失った つもりで 街を歩いてみる....裸の人間として 日だまりを 見ている、 味わっている。 それが 生きていることの 一番の証明なのだ、
以上 明川哲也 著「木漏れ日の禅 街角の禅 属性を失わば」 春秋 2006年11月号 から 引用。
  


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2006年11月09日

「雪」オルハン・パムク著ノーベル文学賞

2006年ノーベル文学賞 受賞者は トルコの オルハン パムク。その長編小説 「雪」(和久井路子、藤原書店・3200円)は 政治小説。
1990年代始めの トルコの国境の町 カルスを 舞台に ドイツから 戻った 無神論者の 詩人が イスラム原理主義と 世俗主義の 対立で 起きた クーデターに遭遇するという 内容です。
同書店から パムクの小説「わたしの名は 紅(あか)」も 刊行されている。
以上 日経新聞11月18日から引用。

ドイツには トルコからの 多くの Gastarbeiter (外国からの労働者)が 住んでいます。
Gastは 英語の ゲストです。ですから Gastarbeiterは 「客人労働者」.
Gastarbeiter は 1955年 西ドイツの 労働力不足を 補うために 受け入れ始めたそうです。
  


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2006年11月08日

小時間の利用・言語学習

外国語を覚えるのに まとまった時間が とれない人は 多いので 小さな時間を利用するしかないです。
服を着替えながら 歌を 一曲 歌う (日本語 学習者なら 浄瑠璃 一段かたると 1時間かかる) 
ひげを そりながら きのう覚えた単語を 口の中で 反復、
トイレの なかでも ドイツ語の文を ひとつ言う、
電車に乗ると 必要な文を 書き写した ノートを 取り出して 覚える。
TVのコマーシャルの間に 辞書を よむ(こういう時 つかう辞書は 入門用の辞書で 説明が多いのが いい。 親が使っていた 昔の辞書は やめた方がいい )。
一回一回の 時間は 5分とか10分とか たいした時間では ないけれど これが つみあげられると たいへんです。
もし1日 1時間生み出せれば 1年の 総計は365時間になり 中学から 大学までの英語の 授業時間数(10年間)528時間に 近づきます。

以上 田崎清忠 先生(英語教育学者)の記事「再入門のコツ-再挑戦に 失敗しないために」から 引用。( )内は blog管理人が かってに 書いた。
  


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2006年11月07日

勉強会再開

ビッグ愛での 県庁主催 ドイツ語教室が 10月からはじまり、共倒れを 避けるため うちの勉強会は 休んでいましたが ビッグ愛の教室へ 行き始めた ABCからの 初心者さんが 復習したいと 言う ご希望なので 勉強会を 毎週月曜夜に 再開しました。講師の留学生は よばないで 初心者の復習だけ。来年3月から 留学生に 来てもらいます。
勉強会か 学習会か どっちに しようか 考えました。
浄瑠璃や落語の 世界で 師匠は 「勉強せえ」とは 言いますが 学習しろ と 言うのは 聞かないです。勉強の 方が 話し言葉で 良さそうに 思えました。
  


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2006年11月06日

入力情報をふやす・言語学習で大事なこと

言語学習で重要なことは 忘れる量以上に入力情報(input)の量を ふやすことである。
「どんどん 情報を入力して 忘れることを気にしないこと」が肝要である。
実は こどもは そうしている。そのことが 結局は 忘れる量を 少なくする。
また いいことには 重要な語は 頻繁に 出てくるという言語の 性質が 多量の 情報入力の 方法によって 早めに 再学習させ あいまいに 止まっている 記憶を 確実なものに してくれる 仕組みにも なっている。

ところが 現在の 学校の 学習の原則は 少しの情報を 入力し それを 完全に 覚えさせようと している ようである。ある範囲を 限定し その中で どれだけ 覚えたかを 評価することに なっている。この方法は どれだけ 忘れたかを 気にする 失点主義でもある。
幸い 独習 あるいは 学校以外の場での 勉強は 上のような 窮屈な学校教育から解放されている。
以上 かわい よしふみ先生・学習心理学者の 記事から 引用。(記事の題名も 掲載された雑誌名も 不明。記事のうち 一枚だけが 出てきたので)。

インターネットで 引き出した文章を プリントアウトして それを 日本語に きちんと 訳したい 分からないことは 質問して 分かりたいという 方も おられますが それは 学校で していることで やめといた 方が いいと 思います。全部 分かろうと いうのは どだい ムリです。
  


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2006年11月05日

清水五郎さん60ケ国語独習法

10年ほど前の 雑誌の記事を 表紙から 剥がしたのが でてきて、誌名もわからないのですが、そこに学者でもない サラリーマン 外国語好きの 清水さんが語っております:

中学校で 初めて 英語を習い始めてから 十数年程の間に 多くの外国語を かじったが なんと 一人の外国人とも 友だちになったことが ありませんでした。
しかし ある日 プールで 中国語を 話していた 台湾人留学生グループに たまたま中国語で 話しかけて以来、次々と 外国人の友だちが できるようになりました。 そして たとえ 彼らに 特別に 教えてもらわなくても 外国語で話す相手が 存在するという事実だけで 学習の大きな 刺激になり 表現意欲が 湧いてくるものだと いうことを 知りました。
会社の近くにも 日本・マレーシア協会付属 日本語学校が あって この学校の インド系の学生に タミール語を 教わり 本場の カレーを ごちそうになったことは 忘れられない思い出です。

以上 清水五郎さん ”私の独習体験記 万年初級 60カ国語独習法”から
  


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2006年11月04日

報道の自由・国別順位

「報道の自由を求める国境なき記者団」によると
http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=639

2006年 いい方から:
1.フィンランド、アイスランド、アイルランド,オランダ
5.チェコ
6.エストニア、ノルウェー
8.スロバキア、スイス
10 ハンガリー、ラトビア、ポルトガル、スロベニア
(中略)
23.ドイツ、27.イギリス、35.フランス
51.★日本★★
53.USA

10悪い方:
168のうち 1.北朝鮮、2.トゥルクメニスタン、3.エリトリア
4.キューバ、5.中国、6.イラン、 (中略)15.イラク

日本の報道だけをみていると 具合悪いようです。英語・ドイツ語 あまり よめなくても インターネットで よその国の サイトの 写真だけでも 見ることが できれば 見ないより いいかと 思います。
  


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2006年11月03日

留学生来日直後の援助

大阪教育大学にも 十月に 交換留学生が きました。 滞日8年目の 大学院生(中国の留学生)が 空港まで 学生を お迎えに行くことを 留学生センターから 頼まれて、一日ぐらいなら、何とか行こうと思ったそうですが、その後、国民保険や 外国登録書なども 一緒に つれて行かないとアカン ということで、三日 も付いていくことは、どうしても無理で、他の留学生を紹介した そうです。
以上 その院生が くれた メールの内容です。

言葉が 通じて 日本での 手続きを 知っている人の 援助は 最初は 必要です。心が 通じ合えれば いい などと 言うて いては 混乱します。

和大には 留学生担当者が いてくれて 他に 支援団体や留学生会も あるから いいです。
和医大は 小さい大学なので 留学生担当者も おけないので 学生課の方が 面倒みてくれて 教授が 雑用も しておられる ようです。教授が 留学生の 部屋探しまで されます。
  


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2006年11月02日

外国語ボランティア団体アルクinパリ

アルクは40年ほど前にできた。
外国人学生のいろんな要求の中でも とくにフランス語が うまく なりたいという 要求が 強いということが 分かり それに こたえるために スランス語で 話す場を作った。
フランス語で 話す会は 土日を 除く毎日2-7pmに開かれ ボランティアは 45人くらいいる。
平均して毎日 40-60人の学生が来る。
ボランティアの多くは 定年退職者である。
ボランティアは フランス語の講義をするとか 奉仕をするんだという 態度はとらない。学生一人ひとりを 個人として 迎え入れるという態度で 臨む。
他の人を 迎え入れるだけの精神的 余裕のない人は ここでの 活動に 向いていない。
ボランティア個人 個人で 学生を うけ入れるのではなく ボランティア同士が 親しい関係にあって その全員で 外国人学生を うけいれるという 態勢に なっているので ここに くる学生たちは あたたかい 雰囲気を 感じとることが できる。
パリの学生の 最大の難題は 部屋探しで ここには 相談に のる人が 常時いる。

以上 たいへん短くした要旨です。
辻 由美 ”語学 ボランティア団体 「アルク」ー フランスで 学ぶということ1” 月刊 みすず No.449.1998年 8月号から。

★ これは パリでの 話しです。和歌山で これを まねられる ものでないです。ただ バングラデッシュの留学生が 10月に来て ナンギしているのを 見て 古い記事を思い出して 紹介しただけです。
★ ★ 一月間 ほとんど 毎日 blogを 書いてきました。いよいよ 種切れも迫り 今後は 週に2-3回 書くように します。
  


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2006年11月01日

知新堂古書店

和歌山市 西高松の 知新堂書店は 県内に 生き残った2軒の古書店のうちの一つです。
アルジは 新宮・田辺・高野まで 県内くまなく 古い本を 引き取りに 出かけています。
100年まえに出版されたアメリカの辞書や 戦前の大和英辞典など 彼の お陰で 灰にならずに 学者に引き取られた 貴重な本は 数知れず。この2軒の 古書店が 廃業されたら 県内の多くの文化財としての本は 必要な 人の 手に渡ることなく ゴミになります。
知新堂さんには ドイツ語の辞書が よく でました。近所に ドイツ語の教授が 住んでおられて そこに 送られてくる 見本の辞書が 流れて きてくれるそうです。今も 独和辞典が 何冊か でています。初心者用から 上級向けまで いろいろ ありますから お立ち寄り ください。
  


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